ハイパフォーマンスWebサイト
ハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルール
- 作者: Steve Souders,スティーブサウダーズ,武舎広幸,福地太郎,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/04/11
- メディア: 大型本
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主にフロントエンドで出来る負荷軽減の方法。javascriptはソースの最後の方に持ってくるなど今すぐ試せることも多い。ロジックやデータベースの最適化などの前に試すことはあるよという感じ。
1章 ルール1:HTTPリクエストを減らす
複数のJavascriptファイルの結合や、CSSスプライトによって画像ファイルをまとめたり。
2章 ルール2:CDNを使う
Contents Deliverly Networkの使用。本当に大規模なサイトじゃないと難しいかも。
3章 ルール3:Expiresヘッダを設定する
ファイルの賞味期限(いつまでキャッシュするかを)を延ばす。
6章 ルール6:スクリプトは最後に置く
8章 ルール8:JavaScriptとCSSは外部ファイル化する
外部CSSファイルはキャッシュされる。再利用も出来る。ページビューが少ない場合は、インラインの方が有利。
9章 ルール9:DNSルックアップを減らす
よく分らなかった。
10章 ルール10:JavaScriptを縮小化する
コードの縮小化は、ファイルサイズの削減とロード時間の短縮になる。難読化はそれ以上の効果があるが、リスクがある。gzip圧縮と組み合わせるとさらに短くなる。CSSはあまり効果がない。それよりもCSSを最適化することが重要。
11章 ルール11:リダイレクトを避ける
リダイレクトは表示を遅くする。リダイレクトは避ける。
12章 ルール12:スクリプトを重複させない
同じjsファイルが二度読み込まれていないか確認する。
13章 ルール13:ETagの設定を変更する
ローカルにキャッシュされているものが、サーバーにあるオリジナルと同じものか検証する仕組みらしい。
15章 米国トップ10サイトの分析
FirefoxのAddonであるYSlow(Firebug依存)を使うと簡単に解析が出来る。
ちなみにこのページの評価は以下のとおり。
D | 1. Make fewer HTTP requests |
F | 2. Use a CDN |
F | 3. Add an Expires header |
A | 4. Gzip components |
B | 5. Put CSS at the top |
D | 6. Put JS at the bottom |
B | 7. Avoid CSS expressions |
B | 9. Reduce DNS lookups |
F | 10. Minify JS |
A | 11. Avoid redirects |
A | 12. Remove duplicate scripts |
F | 13. Configure ETags |